「七色のアーチ」
足跡と同じく、俺が世界で一番好きな海、山形県の湯野浜の海、砂浜が舞台。
老後は湯野浜で暮らす予定。
曲調はさわやかだけども、大好きな人がとてもとても遠くへ行ってしまう歌。
どれくらい遠くへ行ってしまうのかは、歌詞を見て下さい。
俺の夏の歌、切ないのばっかりだな。
お気に入りは、
「思い出になってゆく未来」
あと
「せめて止まれ」
という一文。
あ、また泣きそう。
海でぜひぜひ聴いてほしい。
パンと牛乳より合うから。
(阿部祐也)
 
作詞・作曲：阿部祐也
編曲：荒幡亮平
 
 
七色のアーチ
 
予報通りの雨に打たれるバス
はたから見ればきっと恋人同士
 
最後の登り坂よりも傾いた君は
浮き輪も放置 でも並木のトンネル抜けたなら
 
夏に架かる七色のアーチ
未来が映ったようなブルー
海岸線のみなもより きらめく横顔
すぐに君に届けたい愛
この夏が散ってしまう前に
あぁ もう伝えたいんだよ 伝えたいんだよ
あぁ 言えない
 
予想通りだ今年はそばにいない
幼馴染は年頃にあやうい
 
最後にこの街を見下ろす高台へゆこう
明日 苗字も変わるほど遠くへ行ってしまうから
 
君に贈るさよならのマーチ
裏庭で見繕ったブーケ
夕闇にとけていく 切ない横顔
いつも君に届かない愛
お蔵入りになっていく未来
あぁ もう戻れないんだよ 戻れないんだよ
あぁ せめて止まれ…

最後にこの街を見下ろす高台へゆこう
明日 苗字も変わるほど遠くへ行ってしまうから
 
夏にかかる七色のアーチ
シロツメクサで編んだクラウン
海岸線のみなもより きらめく横顔
決して君に届かない愛
思い出になってゆく未来
あぁ もう君のせいだよ 君のせいだよ
あぁ 会いたい
あぁ もう忘れたいんだよ 忘れたいんだよ
あぁ 会いたい